
元旦、未明の早朝。
午年、つまり「馬」年の明方前に「鹿」撃ちに行く奴らと云うのはやっぱり…。
前日の大晦日、珍しくボンズった(獲物を獲れなかった)為かふたりのモチベーションは上がっている。
次男坊が猟場としている更にその先まで脚を進めようと云う事になった。
実は今回予定のコース、多少のアップダウンはあるものの、尾根伝いに主稜線に登るより遥かに楽だと云う事も手伝っている。
深夜、風の音と除雪車の通る音で天候の悪い予測はしていた。
次男坊が越しに来る足音で目が覚める。
荒れた天気なのに行くのか?と聞くと、ふたつ返事で行くと言う 白目
支度して外に出ると結構な吹雪。
そんな中、1時間程かけて猟場へ到着。
前日と違うのは、斜面所々にシカの姿が見て取れる。
車止めの近く、絶好の場に居たシカを撃つ様勧めたのだが、次男坊が行くと姿が無く撃つ事叶わず。
早速準備して急登に臨む。
兎に角風が強い。顔がチカチカ痛むのだ。
唯一の救いは雪が弱くなった事。
そして前日と併せ、次男坊の山を歩く様子が以前と全く異なっている事に感嘆した。
歩く速度に減り張りがある。
圧倒的に健脚なのだが、拡けた場所前や沢への曲り角は慎重になるのが見て取れる。
鉄砲撃ちにとっては至極当たり前の事柄、漠然と「居そう」では無く付き場を理解出来ているからこその姿にだ。
「らしくなったじゃないか」心の中で思った 笑
お陰様で、ぜぇぜぇ息が上がっても何とか次男坊に付いて行く事が出来る 照♪
真新しい新雪に残された足跡は少なく無いのに、姿は一向に見当たらない。
画像だとリアリティが無いもののかなりの急斜面 驚!
登山道とは云え、踏み外せば極寒の海へドボンだ 汗
そしてこの難所を越えた深く切れ込んだ沢沿いの奥。
歩を止め、担いでいた銃を降ろす次男坊。
射撃体勢に入った先の斜面には3頭の雌シカの姿。
動画を撮ろうとかと思ったけれど、一度手袋を脱ぐとその後酷く悴むので止め、静かに見守る。
凛と張った冷たい空気を銃声が切り裂き、一頭のシカが一度沢奥へ走った後斜面を駆け下り、今度は左手、沢下方向へ駆けて行く。
その先、木々の混み合った地点で姿が見え無くなった。
ここから1時間以上シカの捜索に時間を費やした。
幾ら探せど血痕すら無く、一度シカの居た辺りも捜索したのだが、毛が撒き散って僅かな血痕はあるものの、そこから先には足跡以外の痕跡が無い。
しかも周囲は複数の足跡の為追跡すら難しい。
次男坊は沢沿い、自分は山の斜面から見下ろして探すが結局掠っただけで逃げたのだろうと判断した。
割と木々が密であった為に跳弾して狙いが逸れたのだろう。
そう云う事にしておく 笑
その後直ぐ先でも2頭の雌群れ。
射線が通らないと前に行く次男坊を制し、自分の居る位置なら狙えるからと押し問答している間に「キューッ」と言う警戒音と共に逃げて行った。
遠く見える尾根には7頭のシカがゆっくり山を登って行く。
流石にこの辺りまで入って来ると沢山居るんだな。
もう少し奥迄と思い昼食を摂ろうとしてリュックを開けると、無い!
何と、次男坊、まさかの車に食料置き忘れ… 涙
ふたり素直に撤収する。
運が良ければ帰り道でシカに逢えるだろうと。
リスの置き忘れだろうな。
丸々肥えてモッフモフ。
ちょっと旨そうに見えたのは空腹のせいだろう。
上の狸はコチラに気付いてるのに、下の狸はほんの数mまで来て漸く気付き慌てて去って行った 笑
この狸達を観察しながら次男坊と会話してたのだが、この先直ぐでシカに逃げられた。
狸達が居なければ獲れてたかもね…。
相変わらず風は強いけれど、何時しか陽射しも顔を見せる。
凍てつく厳しい冬の山中。
遠くから眺めればモノトーンで生命感など微塵も感じない。
ただひと度身を置いて歩を進めれば、存外にもそれを身近に感じる事が叶う。
山を通る風、沢水の流れ、木々の擦れ合う、そして時には枯葉を、時に雪を踏み締める様々な音が届く。
次男坊の声、会話する自分の声すらその中のひとつに過ぎない。
今回、大晦日、元旦と猟に出たけれど、残念ながら獲物を授かる事は出来無かった。
お陰でふくらはぎが完全に機能不全 涙
まぁ〜ふくらはぎだけで済んで良かった。
これで獲物を授かって肉を背負ったら、間違いなく身体がオワってただろうな。
帰宅後、温っかいお雑煮で身体を満たす♪
山での思い出は充足感で心を満たしてくれるのは…、
やっぱ馬鹿なんだろうな 大笑
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